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は行 用語集

は行

は行の用語集

【肺炎】はいえん
細菌やウイルス、微生物が原因となる感染症のこと。
【徘徊】はいかい
目的もなく外出し歩き回ること。
【肺気腫】はいきしゅ
喫煙や大気汚染が原因と考えられ、肺の末端にある肺胞が拡張し、破壊されて機能低下して発症します。
【敗血症】はいけつしょう
血液の中に細菌が入り込み、高い熱や血圧低下、呼吸数の増加などの症状が現れます。免疫力が低下したり、細菌の侵入の増加により、発症しやすくなります。
【排尿障害】はいにょうしょがい
尿の量の減少や、無尿、尿失禁のほか、尿が出にくい、回数が多い、痛みを伴う、残尿感があります。
【廃用症候群】はいようしょこうぐん
心身の機能を使わない状態が続いたために、筋肉の衰えや関節がかたくなる、骨がもろくなるなどの障害が起こることをいいます。
【白癬】はくせん
水虫、爪水虫、いんきん、たむし、しらくもなど、白癬菌によって発症する皮膚病のこと。
【白内障】はくないしょう
加齢によって眼の水晶体が白く濁り、視力が衰えてきます。
【長谷川式簡易知能評価スケール】
記憶、暗算、常識、見当識などの設問に答えていく認知症の診断で使用する検査方法です。30点満点で20点以下で認知症が疑われます。
【バイタルサイン】
脈拍、呼吸、体温、血圧など、人間が生きていることを示す徴候のことです。
【パーキンソン病】
脳幹にある中脳黒質という部分に異常が起こり、神経伝達物質であるドーパミンが減少して運動機能障害が起こる病気のこと。
【パーソンセンタードケア】
認知症の人を1人の人間として尊重し、その存在や立場、考えを理解して丁寧にケアすることです。
【パウチ】
人工肛門や膀胱の排泄口から出る便や尿を受け止めて、ためる袋のことです。漏れたり逆流しないように工夫されています。

ひ行の用語集

【被害妄想】ひがいもうそう
他人から迫害されていると信じ込んでしまう精神状態のことです。
【飛沫感染】ひまつかんせん
せきやくしゃみで細菌やウイルスが飛び散り、他の人に感染することです。
【ヒヤリハット】
事故にはならなかったものの、ミスなどで事故につながりかねない状況になること。
【日和見感染】ひよりみかんせん
健康状態なら大丈夫ですが、抵抗力が落ちているときに感染すると発病する感染症です。かびや細菌、ウイルスなどが原因になります。MRSA、カンジタ症、カリニ肺炎、敗血症などがあります。
【頻尿】ひんにょう
通常の排尿回数は昼間4~6回、夜間は0~1回程度ですが、それ以上に頻繁になる状態です。膀胱炎や過活動膀胱、神経因性膀胱が原因になって発症します。また、排せつ機能が損なわれた高齢者にも多く見られます。
【鼻腔栄養】びくうえいよう
飲食物を口から食べられない場合に、チューブを鼻から胃まで入れて、栄養を注入することをいいます。
【ピック病】
チェコの精神科医ピックが初めて報告した疾患。初老期の精神病で、大脳のなかでも特に前頭葉の委縮によって起こるといわれます。認知障害、言語障害、人格障害などの症状が現れます。

ふ行の用語集

【腹圧性尿失禁】ふくあつせいにょうしっきん
重いモノを持ち上げたり、階段の昇り降り、大笑い、くしゃみなどで、瞬間的に腹部に圧力がかかり、尿が漏れてしまいます。
【腹臥位】ふくがい
うつ伏せになって横になった姿勢です。
【腹膜炎】ふくまくえん
細菌感染による腹膜の炎症のこと。消化器の炎症のほか、胃潰瘍や十二指腸潰瘍で穴があき、内容物が腹腔内に漏れることによって発症します。
【服薬管理】ふくやくかんり
薬の量や飲む時間、回数、飲み忘れ、誤用など、薬が適正に服用されるように指導・管理することです。
【浮腫】ふしゅ
むくみともいわれます。心不全や腎不全、貧血などで見られます。皮下組織に体液の成分がたまった状態を表します。

へ行の用語集

【変形性股関節症】へんけいせいこかんせつしょう
骨の変形や軟骨の磨耗によって発症する病気のこと。股関節に痛みや、可動領域の制限などの症状が現れます。
【変形性膝関節症】へんけいせひざかんせつしょう
骨の変形や軟骨の磨耗によって発症する病気のこと。膝関節に腫れや痛み、O脚、可動域制限などが現れ、日常生活に支障が出る場合もあります。
【便秘】べんぴ
排便回数や量が減った状態のこと。3日以上、排便がない場合や、毎日あっても量が少ない場合は注意が必要です。
【ペースメーカー】
心臓の徐脈性不整脈を治療するための装置。ペースメーカーの本体は手術により前胸部に植込まれる。

ほ行の用語集

【蜂窩織炎】ほうかしきえん
皮下や筋肉の深部組織で発症する感染症のこと。痛みをともなった赤い腫れなどが症状としてみられる。
【訪問介護サービス】
利用者の自宅を訪問介護員が訪問して、介護や家事など身の回りの世話をすることです。
【訪問看護サービス】
要介護者の自宅を看護師や保健師、理学療法士、作業療法士などが訪問し、看護サービスを行なうことです。血圧や体温測定などの状態観察や、医師の指示にもとづく療養上の世話、診察の補助などを行っています。
【訪問入浴サービス】
入浴が困難な要介護者の自宅に看護職員と介護職員が移動入浴車などで訪問し、入浴を介助するサービスです。利用には主治医の許可が必要です。
【訪問薬剤管理指導】
利用者の自宅を薬剤師が訪問し、薬剤の服用指導を行なったり、適切に保管しているかを確認することです。
【訪問リハビリテーション】
利用者の自宅を理学療法士や作業療法士が訪問し、機能回復訓練を行なうことです。
【歩行器】
歩きづらい人が使用する歩行補助用具のひとつです。杖よりも安定感があります。
【ホスピス】
終末期のがん患者に対し心身のサポートを行うプログラム、または施設のことです。医師、看護師、カウンセラーなどがチームを組んで、ケアにあたります。
【補聴器】
音や声が聞こえにくい人に使われる医療機器で、音を増幅して聴力を補います。
【ホットパック】
温かいものを患部にあて、血流の促進や、筋肉・靭帯の伸縮性拡大、鎮痛を図る温熱療法のひとつです。
【ボディーメカニックス】
体の構造や機能を力学的にとらえ、その原理を活用した介護の方法のことです。この方法を活用することで、最小限の力で要介護者を抱えたり、持ち上げたりすることができます。
【ボランティア】
営利目的ではなく、自主的に無償で活動すること。